2021.02.02仕上げ磨きはいつまで必要?
2021年02月02日
こんにちは 衛生士の深松です。
今回は仕上げ磨きについてご説明します。
歯医者さんの多くは、仕上げ磨きは10 〜12歳くらい(小学生の間)までと推奨しています。
乳歯から永久歯への交換時期は、歯が抜けたり生えてきたりと歯並びが複雑になるため、歯磨きをするのがとても難しくなります。
また生えてきたばかりの歯は石灰化が十分ではなく、酸に対する抵抗力が低い状態のためとても虫歯になりやすいです。
特に第一大臼歯は(一番後ろの乳歯のその奥に生えてくる大人の歯)完全な歯並びの高さに生え揃うまでに1年くらいかかります。
その上、奥歯の溝はとても凸凹しており、クッキーやチョコレートなどのお菓子の食べカスがつくと唾液だけではなかなか流れてくれません。
大人の歯は子供の歯に比べて丈夫といえども、石灰化が完成するまで1年〜1年半ほどかかりますのでそれまでの間は虫歯リスクが高いと思ってください。
永久歯への生え替わりの時期は個人差がありますので、年齢に関係なく本人が歯磨きの自立をするまでは大人の方でサポートしていきましょう。
そうは言えお母さん一人で毎日サポートしていくのは根気がいることでとても大変なことです。無理をせず定期的な歯科受診でプロに任せることも予防の一つだと思ってください。
当院での予防歯科
▶︎歯ブラシの力だけでは落とせない長期間こびりついた硬い汚れや着色を専用の機械やクリーニング剤を使ってお掃除します。
▶︎磨きのこしを赤く染める染め出し液を使って歯磨き指導を行います。
▶︎保護者の方への仕上げ磨き指導を行います。
▶︎汚れが溜まりやすそうな凸凹溝を前もってつめておく予防処置を行います(シーラント)
▶︎歯のエナメル質を、酸に溶けにくい強い歯質にするためのフッ素塗布を定期的に行います。
▶︎見つけにくい歯と歯の間の虫歯など早期に発見・治療するようにします。
小学生低学年の間は不正咬合や、不正咬合の原因となる生活習慣を治すベストタイミングでもあります。
顎顔面矯正という特殊な治療を行なっている当院では、お子様の歯並びや治療方法に関してお伝えできることがたくさんあると思いますので、いちば歯科医院での予防歯科をどうぞご利用ください。
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