2022.05.25歯と栄養について
2022年05月25日
こんにちは!今回は歯と栄養についてのお話をしたいと思います。
丈夫で健康な歯を作るために栄養管理は欠かせません!
「丈夫な歯を作るためにはカルシウムを摂れば良い」と考えがちですが、実はそれだけではないのです。
お腹の中にいる頃から歯の芽が出来始めています。妊娠前からお母さんは
・カルシウム
・鉄
・ミネラル
・ビタミンA
・葉酸
など赤ちゃんの将来の歯のために必要な栄養素をしっかり蓄えておくことはとても大切になります。
・カルシウム
歯の原料︎牛乳、乳製品、大豆、大豆製品、小魚、など
・マグネシウム
カルシウムの吸収を助ける︎魚介類、海藻類、納豆、など
・ビタミンA
歯の表面のエナメル質の成形︎レバー、卵、うなぎ、緑黄色野菜など
・ビタミンC
歯の象牙質の強化︎ブロッコリー、ピーマン、じゃがいもなど
永久歯は、乳歯の下で乳幼児期に少しずつ出来始めます。その為、この時期にカルシウムが不足は永久歯を弱くする原因なので注意が必要です。
ただカルシウムを摂取するだけでなく、バランスのとれた食事の中でカルシウムを摂ることがとても大切です。
ミネラルとのバランスがカルシウムの吸収率にとても影響するので、リンを多く含む食品と加工品などを同時に摂取すると吸収が阻害されてしまいます。
体内でカルシウムの吸収率を高める為にはビタミンDが有効となり、ビタミンDはカルシウムの吸収を助けるだけでなく、骨の形成や成長を促進させる働きがあります。
ビタミンDは魚類やキノコ類に多く含まれ、これらの食品は生まれてから永久歯が生え揃う12〜15歳くらいまでで特に大切になるので日々の食事からしっかり摂取していきましょう。
そして、生えたばかりの永久歯はとても弱く虫歯になりやすいため食事の内容だけではなく食事の取り方にも注意が必要です。
・だらだら食べをしない!
・よく噛んで食べる!
・食べた後は必ず歯を磨く!
これらを子供の頃から習慣付けていく事はとても大切なのです。
また、虫歯菌を保有している大人が使ったお箸やスプーン、食器などをお子さんと一緒に使う事で唾液を介して虫歯菌が感染してしまいます。食事の際には、別々のものを用意して感染を防ぎ、口移しで食べ物を与えるのもやめましょう。虫歯菌をお子さんにうつさないようにする事も大切なので是非覚えていてくださいね。
子供の頃から虫歯にならないための正しい習慣を身につけて、健康な歯を目指しましょう。

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