2024.03.14乳歯から永久歯への生え変わり
2024年03月14日
5〜6歳頃になると徐々に乳歯が抜けて、永久歯に生え変わっていきます。
生え変わる時の乳歯は、ぐらぐらしたり、痛みがあったりといったことが起こります。
自然に抜けるのを待ってもいいのか、歯科医院に行って抜いてもらった方がいいのか、迷うこともあると思います。
そこで、今回は乳歯から永久歯への生え変わりの時期に起こることについて、いくつか紹介していきます。
・乳歯がなかなか抜けない
乳歯が抜けないうちに、永久歯が生えてきてしまったり、なかなか抜けない乳歯によって痛みが出てきたり、あるいは抜けそうな乳歯に気を取られて生活に支障が出たりする場合は、抜歯が必要なことがあります。
親御さんが判断するのは難しいため、歯科医院に相談してみてください。
・乳歯がたくさん抜けてしまう
永久歯への生え変わりに伴って、自然に抜ける場合は問題ありません。
3ヶ月程度で永久歯が生えてきますので、安心してください。
・乳歯が抜ける前に永久歯が生え始めてきてしまった
速やかに歯科医院を受診してください。
生え変わりが終了した後、歯並びが悪くなってしまう可能性があるため、乳歯を抜く必要があります。
その乳歯を抜くと、永久歯が正しい位置に生えてくることができるようになります。
・生え変わり期に子どもが痛がる
生え変わり期の子どもから歯が痛いと言われると、むし歯なのか生え変わりによるものなのか、区別がつかない場合が多いです。
痛みに大きな違いもないケースが多いため、あまりに痛がるようなら歯科医院を受診してください。
乳歯が自然に抜けた後でもまだ痛がる場合は、生え変わり以外の原因が考えられるため、歯科医院を受診することをおすすめします。
・歯ぐきが赤くなる
これは、歯肉炎や、歯ぐきが傷ついていることが考えられます。
永久歯が生えてくる際に歯ぐきにあいた穴に雑菌が侵入したり、ぐらぐらしている歯が歯ぐきを傷つけてしまったりといったことで起こります。
歯みがきをしっかりと行い、お口の中を清潔に保つことによって防ぐことが可能です。
これ以外にも、生え変わり期のお子さんにはさまざまなことが起こってくると思います。
生え変わり期は、親御さんが仕上げみがきをやめる頃に始まります。
歯肉炎やむし歯のリスクも高まっているので、ぜひ生え変わり期が終わる頃までは仕上げみがきをしてあげてください。
心配なことや、なにか症状が出た際は、早めに歯科医院を受診してください。
いちば歯科医院では、ご不安な気持ちにより添い、丁寧な説明をする環境が整っておりますので、お困りの際はぜひお越しください。
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