小児歯科
乳歯が生え始めた時から歯のケアはスタートします
子どもが大好きなスタッフが楽しくお口のケアのお手伝いをします
大人になっても健康なお口でいられるための土台作りをしましょう
当院が心掛けていること
小児歯科で大事なことは、お子さんが歯医者を怖がらない雰囲気を作ることです。
いきなり治療を始めてしまうとほとんどのお子さんは泣いて嫌がり、
次からの治療が大変になってしまいます。
当院ではまずチェアーに座るところから始まり、スタッフと仲良くなってもらいます。
歯磨きの練習をしたり、歯に水や風を当ててみたりして徐々に治療器具に慣れていってもらいます。
大抵のお子さんはこのステップを踏むことで恐怖心が薄れ、3〜4回目の来院からは
実際に歯を削って治療することができるようになります。
できない子でもその子に合わせて治療を進めていきますので心配なくご来院ください。
知って欲しい!乳歯の役割
「乳歯は生え替わるから虫歯になっても大丈夫」この考え方は間違いです。
乳歯には永久歯に生え替わるまでの重要な役割が4つあります。
お子さんが健康な乳歯でいられるように正しい知識をつけましょう。
- 1.食べ物を噛む
- 歯の一番重要な役割である「噛むこと」
これは発育に必要な栄養分を吸収する上で欠かせません。
健康な乳歯はお子さんの体の健康にもつながります。 - 2.発音を助ける
- 歯が1本でもなくなると正しい発音ができなくなります。この時期はいろいろな言葉を覚えて発声する大切な時期です。正しい発音を覚えるために乳歯を大切にする必要があるのです。
- 3.顎の形、顔の輪郭の形成
- 健康な乳歯でしっかり噛むことは、顎の発達や顔の輪郭の形成に良い影響を与えます。
虫歯があるとそこを避けるような噛みくせがつくため顎の筋肉が正常に発育せず、
輪郭が左右非対称になるなどの悪影響が出てきますので要注意です。 - 4.永久歯が正しく生えるための目印
- むし歯などで乳歯の形が変わってしまったり抜いてしまったりした場合、
永久歯は正しく生えるための目印を失ってしまいます。
よくあるのが6歳臼歯が本来生えるべき位置より前にきてしまうことです。
そうするとそのあとに生えてくる永久歯が位置異常で生えてきてしまい歯並びが悪くなってしまうのです。
虫歯になりにくいお口の環境を作りましょう
虫歯になってしまったら虫歯の部分を削らないと治りません。
もちろん虫歯を治すことも大事ですが、虫歯にならないお口の環境を作ることが一番大切です。
痛い思いをすることなく健康な乳歯のまま永久歯へとバトンを渡すことが、大人になっても虫歯になりにくい環境への土台となります。
当院の取り組み
歯のクリーニング
定期的にプロのクリーニングを行うことで、むし歯になりにくい環境を
作ります。色々なクリーニングアイテムを使って隅々まで綺麗にしますよ!
ブラッシング指導 母親指導
磨き残しがある部分を赤く染めて上手に磨けるようにご指導いたします。
仕上げ磨きが必要なお子さんには、お母さんにもブラッシングのコツをご指導いたします。
間食の摂り方指導
おやつをダラダラ食べ続けるとお口の中がむし歯菌の大好きな環境になってしまいます。
どのようにすればむし歯予防になるかわかりやすくご説明いたします。
キシリトール入りお菓子
キシリトールはむし歯菌の元気をなくし、数も少なくしてしまう効果のある甘味料です。
当院では治療を頑張ったお子さんにご褒美でプレゼントするなど、
様々な機会にキシリトール入りのお菓子をお渡ししています。
フッ素塗布
フッ素は、簡単に言うと、歯の質を強くする働きのある物質です。
ダイコンや魚、お茶などにも含まれている身近な元素で、体を構成する大事な物質の一つです。
現在では、水道水中にフッ化物を適量添加し、公衆レベルで虫歯予防を行っている国も増えているほどです。
フッ化物は定期的に(年に2~3回)歯に塗ることで歯の質を強くし、虫歯になりにくくする効果があります。
特に生えたばかりの時期(乳歯、永久歯とも)は効果が大きいので、是非この時期にはフッ化物塗布をお勧めします。
シーラント
奥歯の溝に薄いプラスチックをつめて虫歯を予防する方法です。
歯を削ることなく行えますので、歯医者が初めてのお子さんでもできる簡単な処置です。
サホライド塗布
サホライドはフッ化ジアンミン銀溶液のことです。
溶液に含まれる銀イオンに虫歯の進行を抑える働きがあります。
虫歯の治療が難しいお子さんに対して、一時的に虫歯の進行を抑える目的で使用します。
塗った部分が黒くなりますが、上手に治療ができるようになってから白い詰め物に詰め替えます。
ハピカクラブ
むし歯ゼロを目指す子ども専用メンバーズクラブです
いろいろなお楽しみがあるよ!
ハピカクラブとは0〜12歳(小学校6年生)までのお子さんを対象にした子ども専用クラブです。
「むし歯ゼロ」と「キレイな歯並び」を目的とし、子どものうちに健康なお口を守る方法を
身につけていただき、永久歯に生え変わってもむし歯や歯周病がなく、
美しい健康な歯並びを目指すクラブです。
これからの時代「悪くなったところを治す」ではなく「悪くならないようにする」という
予防の意識が非常に大切です。悪くなったところを治す費用と悪くならないようにする費用とでは、
どちらが安いと思われますか? 当然「悪くならないようにする費用」ですよね。
それはどんな病気にも言えることで、お口の中も例外ではありません。
私たちは、私たちのクリニックに来られるお子さんはこれから一生健康な歯でいて欲しいと
願っています。そのためにこのクラブを作りました。
このクラブは入会金や会費などは一切かかりません。
そしてお子さんが自分から進んで行きたくなるような「ワクワク楽しい歯医者さん」と
感じてもらえるように色々な特典をご用意しています。
私たちと一緒に健康なお口を作っていきましょう。
特典
- メンバーズ手帳 シールやスタンプを集めよう!
- 矯正無料相談
- フッ素塗布無料(年4回)
- 治療後のガチャガチャコインプレゼント
- 最後まで治療できたらキシリトール入りお菓子
- 季節に応じたイベント
バレンタイン ハロウィン クリスマス
顎顔面矯正
顎顔面矯正で
きれいな歯並びと健康な身体を手に入れましょう
歯並びが悪くなる原因をご存知ですか?
下の写真のように不正咬合には色々な種類がありますが、
これらは全て顎の骨が小さいことが原因です
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上顎前突
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下顎前突
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叢生
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開咬
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交差咬合
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過蓋咬合
顎顔面矯正は、歯並びが悪くなる原因である「顎の骨が小さいこと」に着目し顎を大きくする、
つまり原因を骨格から改善することで永久歯の正常な歯並びへと誘導し
結果的にお子様が健康的に生活できるようになるという画期的な矯正治療です。
顎顔面矯正はどんなお子さんに必要なの?
一見歯並びはいいように見えても矯正が必要なお子さんはたくさんおられます。
お子さんは下の項目にいくつ当てはまるでしょうか?
- 口呼吸(鼻呼吸できないためいつも口がポカンと開いている)
- いびきをかく
- 年中鼻づまり、鼻炎の症状が出る
- 昼間も眠そうにしている
- 喘息、アトピー等のアレルギーがでやすい
- 食べ物を水分と一緒に飲みこむことが多い
- 風邪をひきやすい
- 嘔吐反射が強い
このうち複数当てはまったなら顎顔面矯正が必要と思われます。
全く歯並びに関係なさそうな項目ばかりですが、これらの症状は全て上あごの骨の発育不全に大きく関わっています。
上あごに発育不全があると歯が並びにくくなるのはイメージしやすいと思いますが、大事なのは次の点です
→上あごの発育が悪いと、鼻で呼吸できないのです。
これは上あごの大きさと鼻腔(鼻の空気の通り道)の大きさは非常に深い関係があるためです。
鼻で呼吸できないと口で呼吸するしかありません。口呼吸(こうこきゅう)が習慣的になると、上の項目のような症状が出てくるのです。
口呼吸の危険性については、いろんなサイトでも説明していますのでご覧になってください。
顎顔面矯正のメリットは?
- 口呼吸が治り、健康的な鼻呼吸へと改善されます
- これは、上あごを大きくすることで鼻腔が広がり鼻で呼吸しやすくなるためです。
これにより鼻づまり、アレルギー性鼻炎、喘息、アトピーが治ります。
また、口呼吸をしていると口の中が乾燥するため唾液の作用が半減し、口臭や歯肉炎を起こしやすくなりますが、そういうこともなくなります。
- 睡眠の質が良くなります
- 睡眠中の酸素不足が日中の倦怠感や集中力の低下につながっていることがわかっています。
鼻腔の狭さはもちろんですが、下あごの位置が奥にあると気道を狭め、
睡眠中の酸素不足を引き起こします。
しかし、上あごが大きくなると下あごの位置が前に誘導され改善されるので、
いびきや睡眠時の無呼吸もなくなります。
- 顔立ちが良くなります
- 上あごの成長度合いが低いと鼻ぺちゃの顔貌のまま大人になってしまいます。
大人になってからそれを改善しようとしても不可能です。
子どものうちに上あごを大きくすることで骨の成長が活性化され鼻が高くなり
横顔がカッコよくなります。
- 歯を抜かずに治療できます
- あごを大きくすることで歯が並ぶスペースができるので抜歯が必要なくなりました。
従来の矯正治療は小さいあごの中でなんとか歯を並べようとしていたため、
歯を抜かなければなりませんでした。いわば異常はあごの方にあるのに、
異常がある方に合わせて健康な歯を抜いていたわけです。
当院はこの治療方法を取り入れてからは歯を1本も抜かずに矯正治療を行なっております。
- 治療後の安定性が高く後戻りがほとんどありません
- 矯正治療は治療終了後の後戻りが大きな問題の一つです。従来の矯正では後戻りを防ぐため右写真のようなリテーナーという装置を長期間装着する必要がありましたが、
顎顔面矯正ではあごを大きくしてから並べるので、歯がゆったりと並び位置が安定します。
そのため治療後にリテーナーを入れる必要がありません。
治療の進め方は?
どのような不正咬合でもまず上あごの拡大を行います。
上あごに入れる拡大装置は3種類あり、症例に応じて使い分けます。
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ハイラックス
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ファンタイプ
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バラエティ
- 下あごに入れる装置は右のリンガルアーチという装置のみになります。
《拡大装置の効果》当院治療例
- 上あご
- 下あご
このように、あごを広げると歯がゆったり綺麗に並んでくるようになります。
歯が並ぶスペースができるので、抜歯が必要なくなるのもお分かりいただけるでしょう。
永久が生え揃う12歳くらいまでは、これらの装置を使いあごを大きくすることを目的として治療を行います。
これを一期治療と呼びます。
その後、永久歯が生え揃ってから、
歯並びを最終的に綺麗に仕上げる治療を二期治療と呼びます。
二期治療ではブラケットとワイヤーを用いて治療を行います。
★矯正治療は一期治療と二期治療のセットで進めていきます
『一期で広げて二期で仕上げる』と覚えてください。
顎顔面矯正はあごの骨の成長コントロールが可能な時期に限られます。
遅くても12歳までに治療開始が必要となります。
それ以降の年齢の方は成人矯正となります。
顎顔面矯正は鹿児島の【矯正歯科 くろえクリニック】の院長 黒江和斗先生により提唱されました。
黒江先生のセミナーに出席し、子供の不正咬合の原因と治療法に非常に感銘を受け、お子様の健康のための矯正はこれだ!と確信し、
それ以来この方法を取り入れています。 お子様の矯正をお考えの方は是非ご検討ください。無料の矯正相談も受け付けております。
子どもたちの健やかな未来のために
顎顔面矯正をオススメします