歯医者で働く、子どもを持つママ達のブログ

2020.01.20こけて血が

こんにちは

当院で働く、二児のママスタッフです。

 

子どもが転んだり、何かにぶつかったりして

口から血が出てきて慌てたことありませんか?

いちば歯科にも月に何人かはそういう子どもさんがやってきます。

 

子どもは泣くは血は出るわ…本当に慌てますよね。

 

そんな時はだいたい上唇小帯が切れていることが多いです。

上唇をめくってみると見える、歯ぐきとくっついているひだのところです。

ここを切ってしまうことは本当に多いんですが、

出血が収まったらそれで終わりという感じです。

うちの子供もそんなことがありました。

 

血が出てる

→上唇小帯切れたかな?

→ティッシュで押さえて圧迫止血

→血が止まる

→やっぱり切れてる!

→終わり

 

 

切れたところを縫ってもらわないと!

とか考えなくても全然大丈夫です。

 

血が止まればそれでOK

皆さんも慌てず、こんな感じでしてみてください。

2019.11.27つながりの証

母親とこどものつながりの証である「臍の緒」を、桐箱にいれて保管されているご家庭は多いかと思います。

これは江戸時代頃からの習わしとして今に引き継がれていますが、日本独自の風習で諸外国の方にはあまりなじみがないようです。

成長して大きくなったら見せてあげるね、と母にみせられたことがありましたが、正
直カピカピに干からびたスルメの様な臍の緒には、母親とのつながりを感じられることはなく愛くるしさもありませんでした(*_*;。。 

私は子どもたちが親になった時に渡してあげようと保管しているものがあります。

 

臍の緒以上にこどもと母親との深いつながりを感じさせるもの、見た目も変わることなく愛くるしい幼い時を思い出させるもの。

それは、「小さくてきれいな、虫歯菌に感染されてない乳歯」です。

生まれてくる赤ん坊のお口になかには虫歯菌はいません。歯が生え始める頃に、家族からの口移しなどで感染します。

だからといって可愛い赤ちゃんにキスをしない母親なんているでしょうか。

私自身虫歯になるのを気にしていたものの、粉ミルクを飲ませた後に白湯を飲ませることなくそのまま一緒に眠りこんでいましたし、砂糖の入ったおやつもスナックもジュースも早い時期から与えていました。

その代わり、歯が生え始めてから永久歯に変わる10‾12年の間、どんなに面倒であっ
てもこどもに嫌がられても「こどもへの仕上げ磨き」はやり続けました。

細菌という目に見えないものを相手に戦うわけですから、歯科衛生士の私でさえ自身の歯を今でも虫歯菌に感染させてしまうくらいで、技術や知識だけではかなう相手ではなく、それでも歯がある限り一生戦わなくてはならないわけで、、、

そんな相手から、か弱い乳歯を幼い子ども本人だけで戦い守れることができるでしょうか。

お口の中の菌の環境は常に変化します。口腔内という環境に一度住み着いてしまった
菌をなくすことはできませんが、菌の活動力を抑えるために菌のエネルギー源となる食べ物を摂取したあとはきれいにそうじをしなければなりませんので、そうじの仕方を習得したり(ブラッシング指導)、菌が出す毒素に歯質が耐えれるように定期的に薬の力を借りたり(フッ素塗布)、汚染された箇所を見つけ出し小さいうちに治療を行うなど(定期的な検診・虫歯治療)、早いうちから専門家の力を借りることも大事です。

仕上げ磨きは低学年までは必須で、そのあともできる限り続けてあげる方がよく、せめてフロスだけでも通してあげたり、歯科医院を受診させたりと、お子様自身が一人で管理できるようになるまでは保護者のかたのお力が必要になります。

わが子達が将来、白い歯を見せて思いきり笑い、その健康な歯で何でも美味しく噛めることができたなら、そして同じ思いを親になって引き継いでいってくれるな
ら、、、

そう願ってわが子の歯を守り続けていくと、「母と子と孫の三世代にわたるつながりの証」になるような気がします(*^-^*)

2019.10.31皆さんのお子さんは食事の際はよく噛んで食べていますか?

こんにちは!

受付の吉田です。

皆さんのお子さんは食事の際はよく噛んで食べていますか?

よく噛むことは肥満の予防、味覚や顎の発達、虫歯や歯周病や口臭の予防、脳の働きを活発にするなど、成長過程にとって大事な効果がたくさんあるので、とても必要なことなんです!

 

ただよく噛むということも、練習や訓練が必要です。

子供用するめや、煮干し、干し芋など昔ながらのおやつがとてもオススメです!

ドイツでは、硬いドイツパンを歯固めの時やおやつで子供に与えてるらしいですね!

是非いつものおやつタイムに試してみてください(^^)

美味しいものをよく噛んで食べて、楽しく健康で過ごしましょう。

 

2019.10.15子供の歯磨きってどうされていますか

「歯磨きっていつからしたらいいですか」
「離乳食も始まると虫歯になる可能性が出てきますから虫歯にしないためにも、
歯が生えてきたらちゃんと歯磨きをしてあげてくださいね」
歯医者さんでよくある会話です。

私もお母さまたちにはそう言っていました。

ところが、我が子の歯磨きに関して同じような疑問が出ました。
うちの子は11か月の時に少し歯が見えてきて、そこから1か月ほどちゃんと出てきませんでした。

そんな中ちょっとした疑問がわきました。
歯が生えたらってどのくらい生えたら磨くのかな?
こんなチマっと見えている状態で磨くと歯茎に当たって痛そうだし、
この状態で磨くって磨きにくいしなぁ…

 

そしてそこで気が付きました。
私に「いつから磨いたらいいですか」と聞いてこられたお母さんは
同じような疑問をもっておられたのではないかと!
本当にすみませんでした!
教科書通りのような回答をしていましたが、今の私と同じように思って聞いてこられていたんですよね。


じゃあいつから磨けばいいのでしょうか

答えは、歯が生え始めたら磨きます。
でも、歯ブラシで磨きにくいくらいしか出ていない時は
唾液で洗い流せるくらい何かを噛ませて唾液を出させていました。
ガーゼで拭くのもいいと思います。
親御さんの指にはめて使う歯ブラシもいいです。
口の中を触られることに慣れさせる期間くらいの考えでいいと思います。

うちの子も今はちゃんと歯も出てきて普通に歯ブラシで磨けるようになりましたが
今度は「泣き叫び暴れる」という違う悩みがでてきました。

こんな挿絵通りにはいかないですね
↓ 

2019.05.23初めまして。

初めまして。
去年出産し、現在初めての育児に奮闘中の新米ママです。

不妊治療の末44歳で妊娠し、超高齢出産でした。

そんな私が、いちば歯科医院で働くママさんたちと一緒に
このブログを通して、

「妊娠中だけど今この歯の治療をしても大丈夫かな?」

「不妊治療中だけど、どのタイミングで歯の治療をしていったらいいのかな?」

「出産後の歯のケアーはどうしたらいいのかな?」

「子供の歯が生えてきたけど、正しい歯の磨き方は?」

などなど、皆さんの疑問や悩みに少しでも役にたつ情報を載せていきたいと思っています。