虫歯はどうしてなるの?
2018年04月09日
虫歯は虫歯菌が感染することによって起こります。
最初はエナメル質のカルシウム成分が溶け出し、
虫歯菌が歯の表面が白く濁ってきます。
その状態が続くと、歯に穴があきます。
エナメル質は硬く、穴があきにくいのですが、
このあと、虫歯が中の象牙質にまで及ぶと、
象牙質の方が柔らかいために虫歯が一気に進行してしまいます。
一見あまり大きくない虫歯が内部で大きく
広がっていることがあるのはこのためです。
この状態では冷たいものがしみたり、
甘いものがしみたりしてきます。
さらに虫歯が進行すると、象牙質の
さらに内部にある神経に近づいてきます。
ここまで来るといよいよ痛みが出始めます。
歯髄に近づくにつれて何もしなくても
痛むようになってきます。
神経をとると歯が弱くなってしまうので
虫歯が神経まで進む前に虫歯を削り、詰める必要があります。