唾液の働きは?
2018年04月16日
唾液には、健康に関わるさまざまな働きがあります。
その中にむし歯を防ぎ、
口の中を清潔で健康に保つ働きがあります。
普段何もしていない状態では
お口の中は弱アルカリ性になっています。
しかし、物を食べたり飲んだりすると、
口の中は酸性になります。
酸性の状態が続くと、歯の表面のカルシウムなどが溶け出します。
これを脱灰といいます。
少々のことでは見た目には何も変わりませんが、
脱灰が進むと、歯が白っぽくなってきて、
穴が開いてきます。
通常、唾液が弱アルカリ性に戻してくれるのですが、
そうなると唾液中のミネラル成分が歯に戻り、
健全な歯の状態へ回復してくれるのです。
これを再石灰化といいます。